みなさんこんにちは、わんだらです。今回は、不動産業者さんへの依頼時に「この言葉を言ったら素人扱いされてしまう」というNGフレーズについて解説します。そのフレーズとはズバリ「いい物件紹介してください」。一見すると当たり前のように思える要求ですが、実は言い方やタイミングを誤ると、業者さんから敬遠される大きな原因になり得ます。
しかし、まったく「良い物件」を望んではいけないという話ではありません。ある前提条件を押さえたうえで依頼をすれば、ちゃんと業者さんから好意的な反応を得られます。本記事では、なぜ「いい物件紹介してください」がNGワードになりやすいのか、どのように業者さんへ伝えればベストなのかを詳しく解説します。
また、記事の最後では、他にも気をつけたい不動産投資におけるNGフレーズや、業者との信頼関係の築き方のヒントもご紹介します。ぜひ最後までご覧になって、不動産投資の成功に繋げてください。
1. なぜ「いい物件紹介してください」がNGと言われるのか
不動産投資初心者の方が、業者さんと面談するときに最初に言いがちなのがこの言葉。
- 「良い物件って言ってもらわないと分からないです」
- 「とにかく失敗したくないので、いい物件を紹介してください」
しかし、業者さんの立場からすると、このフレーズは「素人全開で、買う買わないも曖昧そうな人」という印象を与えてしまいます。業者さんは仲介手数料や売買手数料でビジネスをしているため、“買う気が本当にある投資家かどうか”を非常に重視するのです。
もちろん、初心者だからといって何も悪いことはありません。ただ、業者さんからすると、「いい物件を探すために時間やリソースを使ったのに、結局買わないかもしれない」「どんな物件が“いい”のか、基準すらわからないのでは?」と感じられ、敬遠されるリスクが高まってしまうのです。
2. 「いい物件」の定義は人それぞれ違う
都心・高利回り・入居率100%…理想は千差万別
一般的に「いい物件」と聞くと、多くの人がイメージするのは下記のような条件ではないでしょうか。
- 都心の好立地で資産価値が高い
- 空室率が低く、高い家賃を維持できる
- 利回りが非常に良い(10%以上、場合によっては20%など)
もちろん、誰しもが「そんな物件欲しい!」と思います。ただし、この条件が揃う物件というのは競争率が非常に高く、融資条件も厳しくなる場合が多いです。結局、「いい物件」と言っても下記のように人によって基準が異なるのが現実です。
- 自己資金がたくさんある人:利回りはそこそこでいいから、都心で安定した物件を優先
- 融資枠が限られている人:多少地方でも、利回りが高い物件を探したい
- 短期売却を狙う人:将来的な値上がり益が期待できる、転売向きの物件が良い
こういった個々の投資方針によって、求める「いい物件」のタイプは全然違うのです。にもかかわらず、漠然と「いい物件お願いします」と言われても、業者さんは「この人は何を基準にしているのか分からない…」となってしまいます。
3. 融資が通らなければ“良い物件”も無意味
“良い物件”を買えるかどうかは融資次第
不動産投資では、融資(ローン)を活用するのが一般的です。たとえ市販価格が魅力的な物件でも、金融機関が融資を出してくれなければ購入できません。つまり、
「どんなに条件が良くても、あなたに融資が通らない物件は、実質的に“買えない物件”」
という厳しい現実があります。投資家同士の会話でも、「あの物件は利回りが高くて良いよね」と盛り上がっていても、実際には融資が通りづらい物件である場合が多々あります。業者さんも当然ながら、「この人に融資は出るのか?」を強く意識して物件を紹介しているのです。
4. 業者が敬遠する理由:「紹介労力が報われない」
不動産仲介は成果報酬型
業者さん(仲介会社)の収益源は、売買が成立したときに発生する仲介手数料です。物件を紹介するだけでは、1円の報酬も入りません。そのため、紹介にあたっては
- 物件の詳細調査(築年数・過去の修繕履歴・入居者属性など)
- 売主とのやり取り(価格交渉や物件管理状況の確認など)
- 買主候補の融資状況や希望条件のヒアリング
といった作業を行います。もし投資家が「いい物件お願いします」とだけ言って詳細を詰めず、実際に紹介しても“やっぱり買いません”となると、業者さんの努力がすべて無駄になってしまうのです。
「なるべく話が早い、買ってくれる確率が高い投資家にまず情報を渡したい」
これは業者さんとしては当たり前の心理です。
初心者へのサポートももちろん大事ですが、ビジネスである以上、「確実に買ってくれそうな経験者」や「信頼できる投資家」に先に声がかかってしまうのは仕方ありません。
5. 前提条件を満たすとNGフレーズは“OK”になる
「いい物件紹介してください」が許されるケース
実は、条件さえ整っていれば「いい物件があればぜひ教えてください」という表現は、それほど問題ではありません。その条件とは、以下のようなものです。
- あなた自身のプロフィール情報を業者に提示している
- 年齢、年収、勤務先、自己資金、融資実績や借入状況など
- 具体的な投資方針や目標を説明済み
- 例:「都内の区分マンションを1戸目として狙いたい」「地方一棟物で利回り15%以上を希望」など
- あなたが“買う意思”のある投資家であると認識してもらえている
- 紹介されたら真剣に検討する、融資打診も前向きに進める意思がある
こうした土台があれば、業者さんは「この人は本当に買う可能性がある」と感じ、一緒に条件の合う物件を探してくれるでしょう。つまり、“一方的にいい物件を探して”ではなく、“私はこういう希望と資金力があるから、それに合う物件があれば教えてほしい”というスタンスで伝えることが大切なのです。
6. 業者に好かれる投資家の条件
ポイントは「信頼関係の構築」と「具体性」
不動産業者と長く良好な関係を築くためには、以下のような姿勢が求められます。
- 自分の状況を正直に伝える
- 勤務先や年収、既存の借入れなど、融資判断に関わる情報を開示
- 購入の条件や投資方針を明確にする
- 「利回り何%以上を希望」「自己資金はいくらまで出せる」など具体的に
- 紹介してもらった物件に対し、真摯に向き合う
- 断る場合でも、何が理由でダメだったかをフィードバック
- 一方的に「やっぱりやめます」とだけ言って終わるのは避ける
- 余計な要求を付けすぎない
- 安く買いたいのは誰でも同じだが、あまりに無茶な値下げ交渉ばかりだと信用を失う
こうした姿勢がある投資家であれば、業者さんも「この人には積極的に良い情報を出していこう」という気持ちになります。結果として、一般には出回らない未公開情報や売り主が早期に売却を望んでいる掘り出し物件などに巡り合える可能性も高まります。
7. LINE登録やコミュニティで得られる情報とは
投資仲間を見つけるメリット
今回のような「業者さんへのNGワード」や「融資を得るためのコツ」は、やはり実際に成功している投資家から教わるのが一番です。私自身も、投資家同士で情報交換を行うコミュニティや、LINEアットなどを活用してきました。
- セミナーや勉強会で知り合った投資家仲間
- 先輩投資家が信頼する業者さんを紹介してもらう
- LINEグループやオンラインコミュニティで質問・相談を気軽にできる
こうした繋がりを作ることで、独学だけでは得られないリアルな情報を手に入れられます。特に、自分に合った業者を選ぶ際にも、人脈があるかないかで大きな差がつきます。
表:投資家コミュニティで得られる主なメリット例
項目 | 得られるメリット |
---|---|
業者情報の共有 | 「A社は融資実績が多い」「B社は戸建に強い」など具体的 |
物件情報のシェア | 自分が買わない物件を他の投資家に回す→情報交換の好循環 |
融資経験・ノウハウ | 「この銀行はこういう条件ならOKだった」など実例が多い |
メンタル面・スキルアップ | 挫折しそうな時も仲間から励まされる、勉強会で知識を深める |
コミュニティに参加することで、自分に合った投資スタイルや業者さんとの付き合い方を学ぶのが最短ルートと言っても過言ではありません。
8. まとめ:言葉選び一つでチャンスが大きく変わる
「いい物件紹介してください」という一言は、不動産投資の世界では非常に曖昧で、業者さんからすると“手間だけかかりそうで成果が見えない”と捉えられがちです。しかし、下記のポイントを意識すれば、業者さんは前向きに協力してくれるはずです。
- 自分のプロフィール情報・投資方針をしっかり開示する
- 融資の見通し(自己資金・借入状況)を具体的に伝える
- 紹介してもらった物件に真剣に向き合い、検討結果をフィードバック
- 投資仲間やコミュニティを活用し、良質な業者を紹介してもらう
結局、業者さんにとっても投資家にとっても、良い物件を探すのは“win-win”の関係になるはずです。そこで鍵となるのは「信頼関係」と「具体的な情報」。これがないまま「いい物件ありますか?」とだけ言っても、素人扱いされる可能性が高まります。
あなたが真剣に、そして具体的に「買える準備」を整えていることを示せば、業者さんも本気で動いてくれます。ぜひ今回の記事を参考に、言葉選びやアプローチの仕方を見直してみてください。不動産投資の成功への道が、ぐっと近づくことでしょう。