みなさんこんにちは、わんだらです。突然ですがみなさんは普段、本を読んでいますか?
もし「しばらく本を読んでいない」という方なら、ぜひ今回の記事をきっかけに読書を再開してみてください。年末年始でお金と時間にゆとりがある方々とご一緒したのですが、そこで感じたことは、本物の“富裕層”たちは毎日のように読書を習慣化しているのです。
テレビやSNSに触れたり、友人とのコミュニケーションを大切にするのももちろん良いこと。でも、彼ら彼女らがお金と時間をかけてまで「紙の本」を愛するのは一体なぜなのでしょうか? 本記事では、富裕層が読書を欠かさない理由を大きく5つにわけて解説していきます。さらに、読書が「ただの趣味」にとどまらず、あなたの人生観や経済的な成功にも大きく関わってくるポイントについてもご紹介します。
1. ノウハウを最速・最安で手に入れる
富裕層は“自己投資”に積極的です。コンサルタントや専門家を雇って数百万円から数千万円を投じるケースも珍しくありません。しかし、書籍ならたった数千円で、彼らと同じような「知識のエッセンス」が手に入ります。
たとえば、成功した投資家の30年分の知恵をまとめた本を2,000円程度で読めるなら、そのコストパフォーマンスは驚くべきもの。
- 投資・不動産・法律・税務に関する本
- スキルアップ系の自己啓発書
- 交渉術や心理学の専門書
こうした知識を10冊、20冊と読み込んでいけば、疑似的に何十人ものプロから学べるのです。本にかかる費用は圧倒的に安い“投資額”といえます。
2. 人生を追体験できる“シミュレーション”
私たちの人生は限られた時間の中で、経験できることも限られています。しかし、読書を通じれば、あらゆる人の人生を疑似体験することが可能です。
- 歴史小説で古代ローマを生き抜いた登場人物の目線を知る
- 戦争小説や刑事ものを通して、極限状態での人間心理を学ぶ
- 王様やスパイなど、現実世界ではなかなか経験できない立場を追体験する
同じ“人間ドラマ”でも、映画やドラマと違って読書は「自分の頭」で想像を膨らませるプロセスが加わります。これは富裕層のようにビジネスや生き方の選択肢を増やしたい人にとって、大きなプラスになります。
3. 新しい世界観・価値観を得られる
「知らない世界」に飛び込むことは、人生を豊かにする鍵です。読書は、その最たる手段の一つ。たとえば動画やSNSでは情報量が限られがちですが、書籍なら、より細かい背景や歴史的な文脈まで踏み込んで学ぶことができます。
- 長い年月をかけて築かれた文化や風習
- 国際情勢や経済、政治のしくみ
- 宇宙、量子力学、医学など専門性が高いテーマ
実際、「富裕層の自宅には大きなライブラリー(書斎)がある」というイメージがありますよね。それは決して“インテリア”のためだけではありません。自分の未知なる分野を開拓し、新しい着想や発想を得るために、多種多様なジャンルの本を揃えているのです。
4. 感情の幅が広がり、人間力がアップする
小説やエッセイ、ノンフィクションを読んでいると、人間の喜怒哀楽や葛藤がリアルに描かれています。富裕層が特に好むジャンルの一つに“小説”がありますが、それは「感情体験」の幅を広げるからこそ、仕事にも役立つと考えているからです。
- 喜びや悲しみ、怒り、嫉妬など普段あまり体験しない感情を追体験
- 映像では描ききれない微細な表情や心の動きをイメージする
- エンターテインメント性と合わせて、読後に深い洞察が得られる
仕事においても、自分や部下、取引先の心理を理解することは大切です。読書で養った「想像力」や「共感力」は、富裕層が人脈を広げたりチャンスをつかんだりする上での重要なエンジンになるのです。
5. 自分との対話で“本当のやりたいこと”が見える
富裕層はお金に余裕がある分、自分を見つめ直す時間が多くとれる傾向があります。そんな中で読書は「自分と向き合う最高のツール」なのです。
- ビジネス書を読んで「自分の強み・弱み」を再認識する
- 哲学書や伝記を読んで、人生の目的や価値観を深堀りする
- 小説の登場人物から学んだことを、自分の行動指針に取り込む
本に書かれているのは、まさに“著者との対話”と言えます。そこには先人たちの成功や失敗、人生観がギュッと凝縮されています。富裕層はそうした知恵や視点に触れながら、「自分はこれからどう行きたいのか?」を日々問いかけているのです。
読書が習慣化すれば、あなたも“地の親友”を得られる
本は“地の巨人”のような著者たちが、あなたにいつでもアドバイスをくれる存在です。
- 忙しくても10分だけ読む
- 興味のある本をまずは一冊買ってみる
- 電子書籍をスマホに入れてスキマ時間を活用する
こうした小さな習慣を積み重ねるだけでも、人生が大きく変わってきます。富裕層にとっては「読まないと落ち着かない」くらい自然な行為ですが、それは読書が“学び”だけでなく、心を豊かにしてくれる“最高のエンタメ”でもあるからです。
まとめ:読書は最強の自己投資
毎日の読書習慣は、ノウハウや人生の追体験はもちろん、未知なる世界への扉を開き、感情を豊かにして、自分自身との対話を深める——そんな多面的なメリットをもたらしてくれます。富裕層にとって読書は「時間を忘れる最高の楽しみ」でありながら、“ビジネスツール”としての価値も十分にあるのです。
そして何より、読書は誰にとっても最強の自己投資。資産家や経営者でなくても、本の恩恵は同じように受けられます。
ぜひこの機会に、あなたも読書習慣を取り戻してみませんか? 1日たった10分の読書が、数年後にはあなたに大きな変化をもたらすはずです。