みなさんこんにちは、わんだらです。「貯金を増やしたいけど、なかなかお金が貯まらない…」と悩んでいませんか?
節約や副業などで収入を増やす方法はいろいろありますが、実は“何を買わないか”を意識するだけで大幅な支出削減につながることをご存じでしょうか。
日常の買い物習慣には、よく考えると不要だったり、コスパが悪かったりするものが隠れています。こうした無駄な出費を続けていると、どんなに頑張って働いてもお金はなかなか貯まりません。逆に言えば、これらを買わないようにするだけで、驚くほど早く貯金が増えるのです。
そこで本記事では、筆者自身がかつて浪費していた経験から、「貯金したい人が買ってはいけないもの10選」を紹介します。実際にこれらの支出を削減した結果、20代で1,000万円を貯めることに成功した体験談も踏まえながら、節約ポイントを詳しく解説していきます。
注意:ここで紹介するものは、「買う=絶対に悪」ではありません。あくまで「貯金を最優先に考えるなら、できる限り避けたほうが良い」という視点ですので、あなたのライフスタイルに合わせて参考にしてください。
1. テイクアウトのコーヒー
コンビニ・カフェで1杯400円の出費が習慣化
スタバやタリーズなどのカフェ、あるいはコンビニでのコーヒー購入が習慣になっていませんか? 1杯400円を平日毎日買えば、1カ月で8,800円、年間なら10万円を超える出費になります。たかがコーヒーと侮れない金額ですよね。
自宅で淹れれば数十円から楽しめる
もしコーヒーが好きなら、朝5分だけ早起きして自宅で淹れる習慣をつけましょう。豆や粉を買って、自分好みのコーヒーを作って水筒に入れれば、コストも圧倒的に安く済みます。
店内利用なら「場所代」としてアリ
店内でゆっくり過ごしたり、仕事や勉強をするなら「場所代込み」としてコーヒーを買うのはOK。あくまでも「テイクアウト前提で、なんとなく買う」という習慣が問題なのです。
2. コンビニ弁当
毎日600〜1,000円のランチが積もる
コンビニ弁当は単価が高いだけでなく、ついお菓子やドリンクも買ってしまいがちです。これが習慣化すると、1日あたり1,000円近い出費になることも。1カ月で3万円、年間36万円という大きな差となり、貯金がどんどん遠のきます。
栄養バランスも崩れやすい
コンビニ弁当は野菜が少なく、添加物が多めというデメリットも。健康を損なえば医療費がかさみ、働けなくなる可能性もあります。健康維持は節約面でも重要です。
自炊が難しければ「スーパーのお惣菜+簡単な下ごしらえ」へ
どうしても忙しくて自炊が難しいなら、スーパーで惣菜やカット野菜を買って、簡単に調理するだけでもコストは大幅に下がります。野菜が摂れて健康にも良いので一石二鳥です。
3. “なんとかメーカー”系の調理器具
ホットサンドメーカー、ヨーグルトメーカーなど
特定の料理だけを作る「専用調理器具」は、つい「これがあれば〇〇を簡単に作れそう」と思って衝動買いしがち。ただし、9割以上の人は数回使って飽きてしまうのが現実ではないでしょうか。
“にわか熱”が収まったら放置
買った直後はワクワクして使うものの、数週間でホコリをかぶる…なんてことは珍しくありません。結果的に、無駄な場所取り&無駄な出費に。
本当に必要か、よく考えてから買う
「それがないと生活に支障が出る」「毎日使うレベルで愛用する」のでなければ、購入は慎重に。まずは手持ちのフライパンや鍋で代用できないか考えてみるのがおすすめです。
4. 大きな収納家具
収納が増えると物が増える法則
収納家具を買い足すと、空いたスペースを埋めたくなる心理が働きます。結果的に余計なモノを買ってしまい、支出が膨らむのが典型的なパターン。
物が増えると管理も大変
物が多いと「似たようなモノを重複購入する」「部屋が散らかる」「探し物が増えて時間を浪費する」など、悪循環になりがち。お金も時間も奪われます。
物を減らす→収納を減らす→支出も減る
「そもそも余計な収納が必要ないくらい物を減らす」という発想を持ちましょう。最小限の家具・収納スペースでも生活は成り立ちますし、むしろ管理が楽になるのです。
5. サブスクリプションサービス
月額1,000円でも年間1.2万円の負担
音楽・動画・雑誌など、いろいろなサブスクが普及しています。一つひとつは1,000円前後の手頃な料金設定ですが、複数契約すると気づけば月3,000〜5,000円になっていることも。
「無料体験のまま放置」が危険
無料期間が終わって自動更新されるケースが多いため、あまり使っていなくても毎月継続課金されてしまうのが厄介なポイント。実際には見ていない動画配信サービスに何カ月もお金を払っている…という人は少なくありません。
必要なサービス以外は即解約が鉄則
サブスクの怖いところは「いつでも解約できる」と思っていても、意外とその手続きが面倒に感じて先延ばしにしがちなこと。今すぐ利用頻度をチェックし、無駄なサービスは解約してみましょう。
6. キャリアスマホ
通信費が1カ月1万円超えはザラ
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)でスマホを契約すると、月々の料金が8,000〜1万円になるケースも。年間で12万円近い支出です。
格安SIMなら月3,000円以下も可能
最近は格安SIMでも通信速度やサービスが充実し、月3,000円以下でも十分快適にスマホが使えます。同じ機能なら、通信費は安いに越したことはありません。
キャリアでないと困る理由があるか考える
「家族割がある」「特殊なサービスが必要」といった事情がなければ、乗り換えを検討する価値大。貯金できる人ほど格安SIMに切り替えているという事実は見逃せません。
7. ブランド品
「見栄」で買うと終わりがない
ルイ・ヴィトンやグッチなどのハイブランド品は、それ自体が悪いわけではありません。しかし多くの場合、他人に見せたい・良く思われたいという“見栄”で購入しがちです。そうなると、新しいブランドを持った知人に対抗したり、どんどん欲しくなったりしてキリがありません。
“デドロ効果”で買い揃え出す恐怖
1つブランド品を買うと、それに合う服や靴、アクセサリーを買い足したくなる心理現象があります。これを“デドロ効果”と呼び、結果的に大量の出費を招きがちです。
「自分が本当に欲しいものか?」を見極める
ブランド品のデザインや世界観が大好き!というなら良いのですが、もし“周囲へのアピール”が主目的ならすぐに熱が冷める可能性大。高額な買い物だけに慎重さが必要です。
8. 宝くじなどのギャンブル
還元率が低く勝てない仕組み
宝くじや競馬、競艇、パチンコなどは、期待値(還元率)が運営側に有利に設計されています。宝くじなら1枚300円に対して、期待値は約150円ほどと言われており、長期的には必ず負けるのです。
ハマると抜け出せなくなるリスク
ギャンブル依存症は大きな社会問題です。一度ハマると、「今回こそ当たるかもしれない」とのめり込み、大金を失う可能性があります。
“一発逆転”は幻想にすぎない
「当たったら人生が変わる」という夢に賭ける人もいますが、当選確率は天文学的に低いのが現実。確実に貯金を増やしたいなら、ギャンブルに手を出すのはリスクが高すぎます。
9. リボ払い
借金地獄への入り口
リボ払いは、一見「月々の支払いが一定だから安心」と思いがちですが、実質年率15%前後の高い手数料がかかります。10万円の買い物でも、結果的に数千円〜1万円以上の手数料を払うケースもあり、非常に割高です。
ハードルが低いぶん、買い物が止まらなくなる
「月1万円ずつなら買えるかも」と考え、次から次へと高額商品を買ってしまいがち。気づいたころには返済総額が雪だるま式に膨らみ、貯金どころか借金まみれになってしまいます。
10. 車
維持費が驚くほど高額
車を所有すると、自動車税・車検・ガソリン代・保険料・駐車場代など、毎月・毎年の維持費がかさみます。
- 本体価格:新車なら200万円〜
- 維持費:年間50万円前後になることも珍しくない
この金額を貯蓄に回せば、あっという間に貯金が増えることは想像に難くありません。
そもそも本当に必要?
公共交通機関が発達した地域であれば、電車やバスで事足りるケースも多いです。必要なときはタクシーやカーシェアを利用するだけでも、所有より格安に済む可能性があります。
どうしても必要なら「中古の軽」も検討を
地方で日常的に車が必須な方でも、新車や大排気量の車である必要はありません。中古の軽自動車なら購入費・維持費が大幅に抑えられ、貯金との両立もしやすくなります。
まとめ:これらを買わなければ貯金は必ず増える
- テイクアウトのコーヒー
- コンビニ弁当
- “なんとかメーカー”系調理器具
- 大きな収納家具
- サブスク(不要な月額サービス)
- キャリアスマホ
- ブランド品
- 宝くじなどのギャンブル
- リボ払い
- 車
これらはすべて「貯金を阻む出費」の代表例です。逆に言えば、「あまり使わないもの」「割に合わないもの」は徹底的に買わない」という意識を持つだけで、貯金はグングン増えていきます。
筆者自身、これらの出費を見直した結果、20代で1,000万円を貯められました。家計簿をつけなくても「高コスパの買い物だけをする」「使わないものをそもそも買わない」と意識するだけでも大きな成果が出ます。
あなたも、まずは「不要な出費をやめる」「本当に必要なものだけ買う」を実践してみてください。驚くほど早く、お金が手元に残る感覚を味わえるはずです。