みなさんこんにちは、当ブログ管理人のわんだらです。
「お金の使い方」は、生き方や考え方が如実に表れるものですよね。あなたは普段、自分のお金をどのように使っていますか? 人間関係を円滑にするため、あるいは自分のやりたいことを叶えるため──さまざまな理由があると思います。実は、お金の使い方ひとつで人生を大きく変えることも可能なのです。
本記事では、人生をより豊かに、そして幸せにしてくれる「人生を変えるお金の使い方」を7つご紹介します。投資やスキルアップ、自己成長など、さまざまな角度から「絶対にケチらない方がいい」と言われる理由に迫っていきます。ぜひ最後まで読んで、自分自身のマネーライフに取り入れてみてください。
1. 寄付:自分が得られるのは損ではなく“清々しい幸福感”
まず最初に挙げたいのが「寄付」です。寄付というと、お金を一方的に手放す行為で、「得られるものなんてない」と思う人もいるかもしれません。しかし実際には、寄付がもたらすものは想像以上に大きいのです。
寄付がもたらす心理学的メリット
- 社会への貢献感
人間は社会的な生き物です。「誰かに喜んでもらえた」と感じたとき、幸福感が高まります。寄付はまさに他者への“無償の貢献”なので、自分自身の自己肯定感を高めてくれます。 - ストレス軽減や健康面での向上
寄付をすることで、寄付先の人や団体とのつながりを感じられます。それがポジティブな状態を作り出し、結果としてストレスを軽減してくれるとの報告もあるほどです。
実体験がもたらす“清々しさ”
筆者自身も、Amazonを通じて施設の子どもたちへ贈り物をしたり、ブックサンタという企画を通じて経済的に恵まれない子どもたちに本を送ったりしています。そんなとき、決して少なくないお金を出したはずなのに、不思議と「損した」という感覚にはなりません。それどころか「誰かの笑顔につながった」と思えると、不思議な“清々しさ”が得られるのです。
ウォーレン・バフェットが資産の99%を寄付すると決めているように、偉業を成し遂げた人ほど“寄付”を重視しています。もちろん強制ではありませんが、少額でも構わないので「お金を通じて他の誰かに貢献する」──そんな使い方をすると、今まで見えなかった景色が見えてくるでしょう。
2. 感謝を示す:身近な人との関係を深める“オキシトシン的幸福”
寄付が社会全体への貢献だとすれば、次に紹介する「感謝を示すためのお金の使い方」は、もっと身近な人たちに焦点を当てたものです。家族や友人、お世話になっている上司や同僚など、日頃からあなたを支えてくれている人はいませんか?
- プレゼントやお礼をする
ケーキやちょっとしたギフトカード、お花を贈ってみるのもいいでしょう。大切なのは「ありがとう」という気持ちをカタチにすること。 - 行きつけのお店にお金を落とす
楽天やAmazonなどで買った方がポイントが貯まるとしても、行きつけのお店やいつもお世話になっているお店で購入するという選択肢もあります。これも感謝の伝え方の一つです。
幸福感を高める「オキシトシン」の威力
幸福を感じるホルモンにはセロトニン、オキシトシン、ドーパミンなどがあり、なかでも他者とのつながりを感じたときに分泌されるのがオキシトシンです。
- 感謝を示す→相手にも喜ばれる→互いにオキシトシンが分泌→関係性が深まる
このような好循環が生まれるわけです。ぜひ、今日の帰り道にでも「いつもありがとう」の一言とともにケーキを買ってみてください。きっと相手も笑顔になり、あなた自身もなんだか嬉しい気持ちになるはずです。
3. 健康への投資:未来への保険は“予防”が最強
続いては「健康への投資」です。私たちの生活の土台となるのは、何と言っても“健康”ですよね。健康を損ねてしまえば、いくらお金を持っていても、そのお金を十分に生かすことができなくなってしまいます。
健康投資の具体例
- 定期的な健康診断や歯科検診に通う
後回しにしがちな健康診断。実は“未然に防ぐ”という観点では、最強の投資です。 - 運動のための環境やアイテムを整える
ジムの会員費やスポーツウェア、ウォーキングシューズなど、“運動が続きやすい環境づくり”にお金をかける価値は大いにあります。 - 食事にもこだわる
多少高くても栄養バランスの良い食材を選んだり、無農薬やオーガニックの食品を選んだりすることも立派な“健康への投資”です。
「病気になってから」ではなく「病気を防ぐ」
病気になってから高額な治療費を払うより、健康的な体を作っておく方が結果的にコスパが高い。万が一のための保険に大金をかけるより、毎日の食事や運動、睡眠などにお金をかける方が、ずっとリターンが大きいと言えます。健康は一生もの。お金を使うべき優先順位としても、十分に“投資”と呼べる要素でしょう。
4. 自分の知識やスキルへの投資:最強のリターンを生む“人的資本”
お金を増やす方法はざっくり以下の2つに分類されます。
- 金融資本への投資:株式や債券など、金融市場にお金を投じてリターンを得る。
- 人的資本への投資:自分自身の能力を高め、働いてお金を稼ぐ力をアップさせる。
金融投資はスタート時の元手が少ないとリターンも小さくなりがちですが、人的資本への投資は“自分の努力次第で大きく収入を伸ばせる”のが大きな魅力です。
人的資本への投資例
- 資格取得や学習への投資
書籍やオンライン講座、有料セミナーなどに積極的に参加し、スキルアップを図る。 - 自己啓発やマインドセットを変える学び
心理学やコーチング、マーケティングなど、幅広い学問がビジネスにも役立ちます。 - 転職や副業のためのスキル習得
Webデザインやプログラミング、動画編集スキルなど、現代では幅広い選択肢があります。
人的資本への投資は、大きな損失がほとんどありません。株式のように暴落して資産がゼロになるリスクは低く、書籍代や講習代として支払ったお金は“知識”としてあなたの中に残り続けます。いつ、どこで役に立つかわからない“スキル”は、金銭的リターンだけでなく、人生を豊かにするさまざまな可能性ももたらしてくれるでしょう。
5. 本当に欲しいものを買う:他人基準ではなく“自分基準”
「当たり前のようで意外とできていない」と言われるのが、“自分の本当に欲しいもの”を買うという習慣。SNSで話題になっているから、ブランド物が高く売れると聞いたから──そんな「他人基準」の理由だけで買っているもの、ありませんか?
他人基準で買うことの落とし穴
- 本来の目的を見失う
たとえば「インスタ映えが良い」として人気のレストランに行く。もちろん楽しむことはいいのですが、“本当にそこで食事を楽しみたいから”なのか、“SNSにアップしたいから”なのか、見極めが曖昧になると本当の満足感は得られにくいです。 - 使わないものが増える
誰かから見れば価値があるかもしれないけれど、自分自身はそこまで求めていないものにお金を使うと、「結局使わない」「あまり満足しない」という結果に陥りがちです。
「誰とも会わなくても欲しいか?」を考える
森博嗣さんの著書『お金の減らし方』で紹介されている一つの基準に、「もしSNSに投稿できなかったとしても、もし自分が山奥に引っ越して誰とも会わなくなったとしても、それでも欲しいと思えるか?」というものがあります。
- この質問に「YES」と言えるなら、あなたにとってその買い物は満足度を高める行為と言えそうです。
- 「NO」であれば、思い切ってやめてみるのも一つの手。余計な出費を減らし、貯蓄や別の投資に回すことで、さらに人生は豊かになっていくでしょう。
6. 不安やストレスを感じる新しい経験:成長と達成は“隣り合わせ”
人はどうしても「リスクを避けたい」「不安やストレスを感じたくない」と思いがちです。安定を求めること自体は悪いわけではありません。しかし、“あえて不安やストレスを感じる経験”に飛び込むと、大きく成長できる可能性があるのです。
旅や新しい挑戦がもたらす自己変革
- 海外ひとり旅
言葉が通じない、治安は大丈夫か、面倒だ……旅には不安要素がたくさんあります。それでも、そこで得られる達成感や自信、価値観の変化は何物にも代えがたい経験です。 - 転職や引っ越しなど環境を変える
環境が大きく変わるときは、ワクワク以上にストレスを感じるもの。ですが、人間は環境によって成長の方向性が大きく変わる生き物でもあります。思い切った決断が未来のチャンスを広げてくれるでしょう。
適度なストレスが「新しい自分」を作る
不安やストレスは、心身に悪影響を与える面もありますが、適度な緊張感や刺激は“成長”や“達成感”と紙一重です。新しい挑戦に踏み出すためにかかる費用(旅費や引っ越し費用、研修費など)は、あなたの人生を豊かにする“投資”と捉えてもいいのではないでしょうか。
7. 自分の見た目を整える:メラビアンの法則でわかる“見た目の大切さ”
最後に紹介するのは「自分の見た目を整えることにお金を使う」です。ビジネスでもプライベートでも、相手に与える第一印象は非常に大切。メラビアンの法則によると、人の印象は“視覚情報が55%”を占めるとも言われています。
見た目向上のポイント
- 服装や髪型に清潔感を持たせる
高級ブランドを揃える必要はありません。サイズが合っていないヨレヨレの服を着続けるより、適切なサイズで清潔に保っている服を選ぶ方が好印象です。 - 肌のケアやダイエットにも注力
コンプレックスがあるなら、そこをカバーできるようにしてみましょう。見た目が変われば自分の気持ちも前向きになります。 - 靴や小物にも気を配る
靴が汚れていないか、小物がくたびれていないかなど、細かな部分に気を使うだけでも印象はガラッと変わります。
見た目を気にすることは“損”ではない
「見た目を気にするなんてダサい」という意見もありますが、私たちは常に誰かとの関わりの中で生きています。特にビジネスシーンでは、身だしなみひとつで信頼感が変わることも少なくありません。「どうせなら印象よく見られたほうが得をする」というのが現実。見た目を磨くことは、それだけで立派な投資なのです。
お金の使い方は“ブーメラン”のように返ってくる
ここまで「人生を変えるお金の使い方」7選をご紹介しました。最後にまとめると、お金の使い方はブーメランのようなもの。使った結果が巡り巡って自分のもとに返ってきます。たとえば、
- 良い使い方をすれば、人生を豊かにする経験・スキル・人間関係・健康など、より大きなリターンとなって帰ってきます。
- 悪い使い方(例えば暴飲暴食ばかりしてしまう、浪費やギャンブルなどに使いすぎる)をすれば、健康面や金銭面での損失、後悔となって帰ってくるかもしれません。
そして、その積み重ねこそが、将来のあなた自身の姿を左右します。「あのとき、あのことにお金を使ったからこそ、今の自分がある」と振り返ることができるのは、素敵なことですよね。
もちろんお金の使い方は十人十色。人生観も違えば状況も異なるでしょう。大切なのは、あなた自身が「これをやってよかった」と思える“納得感”を得られるかどうかです。ぜひ、今回ご紹介した7つの視点をヒントに、ご自分に合ったお金の使い方を見つけてみてください。
まとめ
- 寄付:社会に貢献することで自己肯定感が高まり、幸福度もアップ。
- 感謝を示す:大切な人にお礼やプレゼントをすることで、互いに幸福感が増す。
- 健康への投資:病気になる前に“予防”へお金を使うことが、最強の保険。
- 知識やスキルへの投資:自分の能力を高める投資は損にならず、最強のリターンを生む。
- 本当に欲しいものを買う:他人の価値観に流されず、“自分基準”でお金を使う。
- 不安やストレスを感じる新しい経験:適度なリスクは成長と達成をもたらす重要な要素。
- 見た目を整える:第一印象を良くすることはビジネスでもプライベートでも大きなメリット。
今後の人生でお金を使うとき、「自分が幸せになるにはどう使えばいいか」「長期的にプラスになるには何を優先すればいいか」をぜひ一度考えてみてください。お金はあくまで“交換券”にすぎませんが、その“交換相手”を賢く選ぶことで、あなたの人生が大きく変わる可能性があります。
最後に
いかがでしたか? 一口に「お金の使い方」と言っても、寄付からスキルアップ、自分の見た目や健康へ投資するなど、多種多様です。それらに共通するのは、「将来的に自分にプラスのリターンが返ってくる」ということ。ぜひこの記事を参考に、上手なお金の使い方を取り入れ、あなたの人生をより豊かで幸福なものにしていきましょう。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!