みなさんこんにちは、わんだらです。「資産5000万円」と聞くと、「それだけあれば何でも買える」「もう働かなくてもいいのでは?」といったイメージを抱く方もいるかもしれません。しかし、実際には“お金が増えるだけ”では終わらない部分があります。お金を使わなくても満たされるようになることで、「本当に欲しいもの」「お金では手に入らない価値」に目が向くようになるのです。
この記事では、資産5000万円を築いた3つの大きなメリットと、それに伴う心境の変化、さらには資本主義社会で“自由を手に入れる”ための考え方をまとめています。これから「お金を貯めて自由になりたい!」「将来に備えたい!」と考えている方の参考になれば嬉しいです。
1. 資産5000万円が上位10%に入る理由
まず、資産5000万円と聞いてピンと来ない方もいるかと思いますが、これは日本人全体の金融資産保有額のうち、上位10%程度に該当すると言われています。たとえば30人クラスがあれば、そのうち3人が持っているかどうかというレベル。
そのため、多くの人にとって「5000万円」という数字は十分に“高いハードル”と感じられるかもしれません。しかし、節約や貯金、投資を長期的にコツコツ続ければ、決して夢物語ではないと私は実感しています。
私自身、最初は借金300万円というマイナスからスタートしましたが、節約や生活費の見直し、副業などを取り入れながら少しずつ資金を貯め、投資に回すことで達成できました。そのプロセスを振り返ってみると、「大きな金額になればなるほど、お金がお金を稼ぐ仕組みができる」ということを強く感じます。
2. 資産5000万円を貯めるメリット3選
2-1. 日本の平均年収を下回らなくなる
日本人の平均年収は約440万円(国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」より)と言われています。ですが、多くの人が実際に平均年収に到達するのは簡単ではありません。年収440万円は想像以上に高いハードルであり、地方勤務や業界によっては何年勤めても届かない人も少なくないのが現状です。
資産運用で平均年収の“壁”を超える
一方、5000万円を運用し、その利益の一部を自分の収入として取り崩す方法を考えてみてください。
- 年利2%で運用できれば…年間100万円の資産収入
- 年利4%で運用できれば…年間200万円の資産収入
- 年利7%(オルカンなど)で運用できれば…年間350万円の資産収入
- 年利10%(S&P500など過去実績)で運用できれば…年間500万円の資産収入
このように、運用リターン次第では自分が働いて得る給与収入を圧倒的にサポートしてくれます。たとえば年利4%の場合、資産収入だけで200万円稼げるので、残り240万円ほどの給与収入があれば「平均年収440万円」を超えることが可能です。
つまり、給与収入だけを頼りに平均年収を目指すのとは別の次元でお金を得られるようになるため、生活の安定感がグッと増します。さらに資産収入は不労所得に近い形なので、自分の体調や働き方の制限に左右されにくいメリットもあります。
2-2. 自由が手に入り、生き方を選べる
資産5000万円があると、「やらなくていい仕事」を断る力が身につきます。これはとても大きいポイントです。
多くの人は、「生活のために仕事をしなくてはならない」状況下に置かれています。満員電車に乗りたくなくても乗らざるを得ないし、理不尽な上司の言うことを聞きたくなくても我慢しなければいけない……。しかし、資産5000万円を持っていると、
- 必要以上に無理な残業をしなくて済む
- 自分のライフスタイルに合った仕事を選びやすい
- 会社の評価に依存しなくても生活できる
といった形で自分の生き方をデザインできる自由が生まれます。これは「断る自由」とも言え、精神的な安定や安心感につながります。
また、セミリタイアやフリーランス、あるいは会社員として働きながらも副業を組み合わせるなど、複数の選択肢が見えてくるのもこのタイミングです。人によっては海外移住をしてみたり、地方でのんびり暮らしたりと、資本主義社会をイージス艦のように渡っていける安心感があります。
2-3. お金以外の大切さに気づける
「お金が増えたらモノが何でも買えて幸せになるのか?」と思われるかもしれません。しかし実際には、ある程度お金が増えると、“お金で買えないもの”の重要性に目が向くようになります。
たとえば、人間関係や健康、家族との時間などは、どれだけの資産を持っていても“買えない”ものばかりです。資産5000万円があると、「大抵のモノはいつでも買える」と思えるようになり、逆にモノや高額な買い物に対する欲求が薄れていくんですね。
- 家族や友人との時間
- 自分の健康や趣味にかける時間
- 社会や人のためになる活動
こうした“お金では手に入らない価値”を大切にできる心の余裕が生まれるのが、資産5000万円を貯める大きなメリットだと感じています。「もっと早く気づいていれば、家族との時間を大事にできたのに……」と後悔することもありますが、その経験があるからこそ、“いま”を大事にして生きる原動力にもなります。
3. 資本主義社会を攻略するための基本戦略
資本主義社会を上手に“攻略”していくには、以下のような基本戦略が重要です。
- 支出を最適化し、余剰資金を最大化する(節約)
- 不要なサブスクや保険を見直し、固定費を減らす
- 家計簿アプリなどで支出を可視化し、ムダ遣いをカットする
- 余剰資金を投資に回す(増やす)
- 株式、債券、投資信託、不動産など自分に合った投資先を選ぶ
- 長期的な視点で複利効果を狙う
- 複数の収入源を持つ(守りを固める)
- 会社員であれば、副業やネットビジネスなどを活用し収入源を分散
- 資産収入、不労所得を増やして“断れる力”を高める
私自身、最初は借金からのスタートでしたが、地道な節約を7年ほど継続し、同時に株式投資や投資信託などで運用を行ってきました。すると、少額でも増えた分をさらに再投資することで、雪だるま式に資産が大きくなっていきます。いわゆる「お金がお金を生む」状態ですね。
4. 資産5000万円の先に見える未来とは
「5000万円を目標にしている」という方も多いと思いますが、正直言って、5000万円を貯めることはゴールではありません。むしろ通過点といえるでしょう。資産が5000万円に到達したら、次はそのお金をどう使うかが大切です。
- さらに資産を拡大して1億円を目指す
- 投資比率を少しずつリスク資産に寄せるか、逆にバランスを取るかは人それぞれ
- セミリタイアや早期退職を検討する
- 資産収入と労働収入の掛け合わせで働き方を選べる
- お金以外の価値に時間を注ぐ
- 家族や友人との時間、自己投資、社会貢献など
私自身、5000万円を超えて改めて感じたのは「お金がなければ選べなかったこと」がどれだけ多かったかということです。もしあなたが「これからどう生きたいのか」「どんな人生にしたいのか」を具体的にイメージできるなら、5000万円の先にこそ本当の楽しみが待っていると思います。
5. まとめ:5000万円達成後に広がる選択肢
今回は、私が実際に借金300万円から始めて7年かけて貯めた資産5000万円について、そのメリットや考え方をお伝えしました。総括すると、資産5000万円を築くと「日本の平均年収の壁を超えやすくなる」「生き方の自由を得られる」「お金以外の大切さに気づける」という3つのメリットが手に入ると感じています。
さらに、資産5000万円は決して最終目的地ではなく、「これからどんな人生を送りたいのか」を自由に選択できるようになるスタート地点でもあります。仕事を続けながらゆったり暮らすのもよし、セミリタイアして家族との時間や趣味を満喫するのもよし、もっと資産を増やして1億円を目指すのもよし。資本主義社会をイージーモードで生きるための大きな一歩が、5000万円という資産です。
私はこれからもYouTubeなどで「節約」「お金の増やし方」「資産形成」をテーマに情報を発信していきます。ぜひ一緒に、経済的な自由を掴んで“より豊かな人生”を目指していきましょう!
▼最後に
- 借金がある状態でも、節約と投資で資産5000万円に到達可能!
- 「お金を貯める目的」は、お金自体ではなく「その先の自由」にある
- 5000万円を達成すると、「働き方」や「生き方」の選択肢が一気に広がる
これからも、お金の知識をアップデートして、自分らしい暮らしをデザインしていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました!