みなさんこんにちは、わんだらです。今回は「本気で貯金したいなら、まずは徹底的に物を捨てよう」というテーマでお話ししていきます。私自身も執筆しながら振り返りますが、「大丈夫。いまは出来ている」と納得しながら振り返っています。資産形成に励んでいる人の中には、「思うように貯金できない」「低収入だからなかなかお金が貯まらない」と悩んでいる方も多いでしょう。
しかし、「今のままで何とかなるだろう」と願うだけでは何も変わりません。行動や環境、思考を変えない限り、いつまでも貯金ゼロから抜け出せないのが現実です。そこで私がおすすめしたいのが、徹底的な断捨離。持ち物を減らすと貯金が加速する理由は大きく分けて以下のとおりです。
- 不要な物にかけるお金と時間が減る
- 買い物のハードルが上がり、無駄遣いを防げる
- スペースが生まれ、家賃や固定費も抑えられる場合がある
この記事では、「貯金できない人が捨てるべき10のアイテム」を具体的にご紹介します。どれか1つでも手放せば、資産形成の速度が確実にアップするはずです。
前提・注意事項
- これはあくまでも、「平均以下の収入」でも貯金を増やしたい方向けの内容です。
- 他人の価値観や愛着を否定する趣旨ではなく、あくまで私の独断と偏見に基づく一意見です。
- 記事中、きつめの表現や尖った言い回しがありますが、エンタメとして参考程度にお読みください。
それではさっそく、本編に入りましょう!
1. 収納家具
「収納を増やせば部屋が片付く」と思いがちですが、それは大きな勘違い。人間は基本的に、“余白”があると物を詰め込みたくなる習性があります。収納が増えれば増えるほど、どんどん物が増え、支出も膨らむという悪循環に陥りがちです。
- 金持ち:散らかった部屋は「不要品を捨てる」ことで解決
- 貧乏人:散らかった部屋は「新しい収納を買う」ことで一時的に見た目を整えようとする
後者の方法は、結局は物が増え続けてお金もたまらないループにハマります。部屋をスッキリさせるには、収納そのものを捨てることが最短ルート。収納を減らし、置き場所がない状況に追い込めば、自然と物を買わなくなり、支出が減るのです。
2. 本
読んだ本や読んでいない本が積み上がっていませんか?実は本は意外と高く売れるため、放置しておくほど価値が下がってしまいます。特に新刊や人気のある本は、メルカリなどで定価からほとんど値下がりせずに売れるケースも。
- 本はリセールバリューが高い
- すぐ売れば、部屋もスッキリ&現金化も早い
- 古くなるほど値打ちが下がり、重いゴミになる
本棚に飾ってインテリを気取るより、必要なときに買い直すほうが結局は無駄が少なく、部屋も資金繰りも楽になります。
3. テレビ
賛否両論ありますが、私が人生で捨ててよかったNo.1がテレビです。テレビを手放すと、以下のメリットが大きいと断言できます。
- CMからの解放
- テレビのCMは、視聴者の購買欲を煽るプロが作り上げた“洗脳装置”です。見るたびに「欲しい」と思わせる仕掛けが満載。
- 無駄な物欲を刺激されなくなるだけで、結果的に大幅な支出減につながります。
- NHK受信料からの解放
- テレビを持っているだけで強制的に月額1,100円程度を払う必要があります。
- それなら、月額600円のAmazonプライムや無料のTVerで十分楽しめるでしょう。
- 受動的コンテンツ消費の減少
- 帰宅したら何となくテレビをつける…という習慣は、思考停止の典型。
- 時間は限られています。ネット動画サービスなら、自分が本当に見たい番組を選べる(=能動的視聴)ので、時間の有効活用がしやすいです。
4. ベッド・ソファーなどの大型家具(賃貸住まいの人向け)
賃貸暮らしの最大のメリットは、気軽に引っ越しを繰り返せること。しかし、ベッドやソファーといった大型家具があると引っ越しが面倒になり、家賃を下げるチャンスや生活スタイルに合った物件に移る機会を逃しがちです。
- 狭い部屋でも生活できる→家賃を大幅に抑えられる
- 引っ越し費用が安くなる→資産形成を加速できる
ソファーでダラダラ過ごす習慣がなくなるのも地味に大きく、副業や自炊に時間を回せば収入アップ・支出削減に直結します。
「すでに持ってる」という方は、引っ越しのタイミングで思い切って手放すのがおすすめです。
5. 1年間着ていない服
服は気づかないうちに増えがち。しかも安価に手に入るファストファッション全盛の時代、つい買ってしまいクローゼットを圧迫していませんか?
- Tシャツは7枚あれば回せる(それ以上は過剰在庫)
- 「まだ着られるのに…」という服を捨てる経験が、無駄な洋服購入を防いでくれる
「捨てるのはもったいない」と思うかもしれませんが、何年も着ていない服を持ち続けるほうが実は無駄。捨てるときは心が痛む分、今後の買い物にもブレーキがかかるはずです。
6. ハイブランド品
「ハイブランド=金持ちの象徴」というイメージがありますが、実際のところは貧乏人ほどハイブランド品に群がるという傾向も。無理してブランド品を揃えても自己肯定感は一時的にしか高まらず、結局は支出が増えるばかり。
- Tシャツなど洗濯に弱いブランド品は価値が落ちる前に手放す
- クリーニング必須の高級コートも労力とコストがかかる
- 本当に好きで愛用するもの以外は売却して現金化
ブランド物を買うくらいなら「ブランド株」を買うほうがよほど合理的、なんて言葉もあります。まずは手持ちのハイブランド品を厳選してみましょう。
7. 必須ではない維持コストのかかるモノ・サービス
毎月の生活費を圧迫する原因として、「なくても困らないのに払い続けている」ものが挙げられます。
- 車:地方でどうしても必要なら仕方ありませんが、「あれば便利」程度なら売却して公共交通や自転車に移行するのも一手。
- 不要な保険:医療保険・貯蓄型保険・学資保険など、公的保障で十分なケースも多いので再点検を。
- サブスク:Amazonプライム以外全部解約しても、意外と何も困らない人は多いです。
- 3大キャリア:格安SIMに乗り換えれば月5,000円前後の節約も可能。
- 固定回線:ヘビーユーザー以外はスマホのテザリングで事足りるケースも増えています。
8. 不要な銀行口座
ネットバンクが普及した今、実店舗を構える大手銀行や地方銀行の口座をいくつも持っているのは非効率。使わない口座は、管理手数料のリスクや振り込み・引き出し手数料の負担を発生させる可能性があります。
- 2年以上未使用で年間1,000円超の手数料がかかる銀行も増加中
- ネットバンクなら手数料無料の条件が整いやすい
- 預金保護制度があるので、倒産リスクを過度に心配する必要もない
9. 必要以上のクレジットカード
- 年会費の払い損を防ぐ
- 詐欺対策(利用サービスが多いほどフィッシングメールに騙されやすい)
- 支出を一元管理して見える化
- 還元率の高いカードだけ使うことでポイントも効率アップ
数多くのカードを使い分けるのは、節約しようとする人ほど逆効果になりがち。優秀なカードだけを残し、他は解約してしまいましょう。
10. 紙のポイントカード
お店が配るポイントカードやスタンプカードは、実は無駄遣いを誘発する巧妙な仕組みです。
- ツァイガルニク効果:達成しかけのタスクを完遂したくなる人間の心理
- あと○○円でスタンプが1つ貯まる→ついで買い
- このカードを埋めきるために通わないと損→ほかのお店の割安商品をスルー
汎用性が低く、特定の店舗でしか使えないポイントやスタンプカードは、早めに破棄したほうが無駄遣いの温床を断てます。汎用性の高い「楽天ポイント」「Vポイント」などとは使い勝手が段違いです。
まとめ:まずは“不要品”を捨てることで貯金体質に
貯金を増やしたいなら、自分の行動や環境を変えるのが一番の近道。その中でも、「物を減らす」=「無駄遣いの要因を減らす」ことは、すぐに取り組めて効果の高い方法です。
断捨離で得られるメリット
- 部屋が片付き、心のストレスも減る
- 買い物のハードルが上がり、支出を抑えられる
- 固定費や引っ越し費用を抑え、さらなる貯金にまわす余裕が生まれる
今回ご紹介した10の項目を意識して、1つでも捨てるアイテムを実践してみると、みるみるお金が貯まりやすい環境に近づくはずです。まずは「収納」「テレビ」「紙のポイントカード」など、比較的ハードルの低いものから手放し、一気に部屋と支出をスリム化していきましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
部屋の中で増殖していく“無駄なモノ”を手放すだけで、あなたの資産形成は驚くほど加速します。ぜひ、断捨離をきっかけに貯金体質へシフトして行きましょう!